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山登り

鳳凰三山

投稿日:2007年10月16日 更新日:


2007/10/13・14「鳳凰三山」


 朝3:30自宅を出発して、中央高速を通り韮崎I.Cで降りて青木鉱泉を目指す。
 ここ青木鉱泉が鳳凰三山に最短で登れる登山道の出発点です。最短ってことはその分登りがキツイってこと。
 今回のルートは青木鉱泉をスタートして中道を通って薬師岳まで行きここの薬師岳小屋で宿泊する。
 次の日は薬師岳を再度通り鳳凰三山の最高峰の観音岳2840.4mを通りオベリスクで有名な地蔵岳を経て、鳳凰小屋で昼飯を食べて、ドンドコ沢を下って青木鉱泉に戻るルート。
 今回次男君が始めての本格的登山ですので多少心配ですが、早め早めの行動で行けると読んでいたのですが・・・


前回八ヶ岳の〝赤岳〟で10kg前後の荷物を背負って標高差で300mも下ると悲鳴を上げた右ひざでしたが、今回は標高差1000m以上下ってから痛みが出て、痛みの度合いも前回より少なかったように感じます。
 途中木の根っこで滑ってひざをひねってしまった影響もあるかもしれません。
 暗くなってきて痛みを感じてる暇がなかったのかな~^^
 9月の上旬からスポーツジムに通って腰やひざ周りの筋肉も鍛えてきたことも付け加えておきます。
 登山やトレッキングでひざ痛の方にお勧めがしますが、全ての方に効果があるとは限りません!






ここが青木鉱泉、車をここにおいて登山する。この時点で携帯は繋がらない!




青木鉱泉を出てまずこの分岐でドンドコ沢か中道(薬師岳)を選び、
私達は中道(薬師岳)を通って登る。





すぐに川を渡る。




このような林道が40分ほど続いく。




この廃墟が見えたら右折して本格的な登りに入る。




〝急登なので、体力に自信のない方は無理せず引き返しましょう〟
の文字にチョッとビビリる。^^





 登りの途中で傾いている御座石を子供が支える。^^
 この石の下のつっかえ棒を外そうとしていたのでそれを外すと石が落ちてくるぞって脅すとビビル子供達!^^
 登りの途中で昼飯を食べていると会社の先輩と遭遇。まさかこんなところで!






PM3:00過ぎに薬師岳小屋に到着。早く着いた方々で宴会が始まっていた。
登りが同じだったパーティーの宴会に子供を託して私は撮影タイム。
夜には雪がチラついたようです。






次の日は、薬師岳から鳳凰三山最高峰の観音岳に向かう。
実は朝寝坊をしてしまい、朝日を撮影することは出来ませんでした。(泣)





2840.4mの観音岳に到着。




観音岳の次は頂上のオベリスクと手前の賽の河原が有名な地蔵岳。
このオベリスクには登ることも可能ですが、今回は遠慮しときました!^^





手前の賽の河原にはありがたいお地蔵様が沢山並んでいます。・・・・・あれ?




なんだ!なんだ!このお地蔵様はプップップ!笑っちゃいました~




地蔵岳を経て鳳凰小屋に到着し、ここは水場があるのでカップラーメンの昼ごはん。
真ん中のデカイのが私ので左右が子供達のです。






 昼食を食べPM12:30鳳凰小屋を出発して、ドンドコ沢を下って青木鉱泉までの道のりを下ります。天気は下り坂で、空は曇っていて少しガスってきた。登りは中道を登ってきたので今回通るドンドコ沢は初めて通る道。最初の五色ヶ滝までは楽な下りで順調に下ってきた。但し、霧が出てきて視界不良で滝が霞んで撮影出来ないので早々と撤収する。

ここから案内にあったように急坂が続く。ここに誤算がありました。
大人が簡単に下れる段差を小学校6年生の長男はそこそこ付いて来れますが、小学3年生の次男はお尻を付いて降りたりで苦労します。私が手を取ったりしながらアシストしますが、こんな急坂が標高差で1000m以上続くのです。

途中で少しの休憩を入れながら、登山靴の紐を結び直したり、行動食の魚肉ソーセージやカロリーメイトを食べたりしながら下っていきますが時間がどんどん経過していきます。
林の中では草木に覆われている為、昼間でも少し暗く更に当日は靄が出てPM4:00頃になると、うす暗くなり始め、足元に注意しながら崖っぷちの登山道を3人でもくもくと下っていきます。

PM5:00ジグザグの道を通ってかなり降りてきましたが、沢に出た時に登山道を間違え本来沢を横切る所を沢伝いに降りてしまい、大幅に時間ロスした。
薄暗い中やっとの思いで登山道を見つけますが、林の中に入ったら真っ暗で一寸先も見えません。
こんな時に子供が泣きだしたら大変だなーと思っていたら、〝お父さん負けないよ絶対〟〝絶対頑張るよ〟って次男の口から出てきました。更にバッグを開いてあせって懐中電灯を探す私に次男は、、〝焦んなくていいからチャンと探してよ〟なんて言葉も出てきて頼もしい限りです。

真っ暗闇の中結局懐中電灯は見つからず、最後の手段で昼飯の時にお湯を沸かしたコンロを使ってこの火を頼りに登山道の目印を探します。これが又暗いんです。コンロだから当たり前ですが光に方向性が無いためもの凄く見難いんです。
途中暗くて躓いたりこけたりしながら真っ暗闇の中はっきり覚えていませんが、1.5km位下ってようやく車を駐車した青木鉱泉にたどり着いた。
たどり着いた時にはコンロのガスは空で、コンロの明かりが無いとたどり着くことは不可能でした。
最悪の場合でも防寒装備や食料などあったし、登山道から離れていなかったので夜が明ければ楽に下山できたと思いますが家族や周囲の人に多大な迷惑を掛けるのでたどり着いてホント良かったです。
結局、懐中電灯はズボンのポケットに入ってましたー。焦ると見つかる物も見つからないんですね!^^

今回の登山ははっきり言って私の計画ミスですが、子供の成長を強烈に実感できたことは素直に嬉しく、ただただ驚くだけでした。

山登りされる方は気をつけましょう!!!!
・寝坊してスタートが遅れてしまったこと。
・次男君の下るスピードを読んでいなかったこと。
・日没が平地より早いこと。

ちなみに今回、鳳凰三山で子供を見かけたのは私の家族だけでした。この時期子供は登らないのね! ><

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