8月27日(日)~29日(火)で越後駒ケ岳(魚沼駒ケ岳)・苗場山・巻機山に登ります。この3座登ると百名山は97座目になり残り3座。会津駒ケ岳・燧ケ岳・至仏山に登れば百名山完登♬
越後駒ケ岳(百名山)・八海山(二百名山)・中ノ岳(二百名山)を加えると越後三山と呼ばれる。
登るルートはなんとなく枝折峠と決めていた。
今年の夏は熱帯夜が多く暑くて車中泊がしにくかったんで標高が高い場所の方が涼しく車中泊しやすいからだと思う。登る標高も少ないから楽な登山が出来るし。。。

8月25日(土)の夜に自宅を出発し枝折峠に着いたのは26日(日)0時30頃、この時点で駐車場の8割は埋まっていた。ここまで人気の山とは思わなかった。。
5時に起きて6時にスタート予定で準備をしていて車の外に出ると、車の前を見たことのある顔が・・・。利尻岳なんかも一緒に登った会社の先輩の岩隊員が車の前を歩いていた。。
8月26日(日)に越後駒ケ岳に登る事は伝えていたけど、岩隊員は違う山に登る予定と聞いていたのでびっくりした。じゃあ一緒に登りますか!と言うことで、6時に枝折峠駐車所を出発した。
枝折峠標高1,065mから明神尾根を登り越後駒ケ岳まで922mの標高差を登ります。
登り始めると右手には奥只見湖が見え、手前には雲に隠れているけど銀山平の集落が見えるはず。数人の三脚を担いだカメラマンが降りてきた。どうやらココは雲海の撮影スポットで、駐車場には登山者以外にカメラマンの車も止まっていたようだ。
スグに昔銀山平から銀を運んでいた銀の道にぶつかる。さらに登ると明神峠に出た。森林限界ではないけど大きな木は見当たらないので見晴らしがよく、遠くに雲の掛かった越後駒ケ岳が見えた。更に進み小倉山を越えて百草ノ池の道標があるがこじんまりした池で特に見どころは無いように思える。更に進むと急登になり登りきったら前駒に出た。ココからの越後駒ケ岳の眺めは素晴らしかった。元々景色は期待していなかったので良い意味で裏切られた感動。岩隊員も一眼レフカメラを今回持ってきていないことを悔やんでいた。
ココから駒ノ小屋まで所々に岩場登りがある。再来週に控えている剱岳の練習になるかと思ったけど、簡単すぎて練習にもなりゃしない。
そんでスグにに駒ノ小屋に到着した。こじんまりした小屋で、裏手には4~5張りのテン場がある。私の好きな"8合目小屋で水場あり"シチュエーションだった♬
昼飯は頂上に行った後にして、小屋にザックを置いて頂上に向かう。15分も登れば稜線に出て、頂上へは小屋からトータル20分で到着した。写真を一通り撮ったら、小屋まで下り昼飯を食べて下山を開始した。
下山の途中でたまたま同じ場所で休憩した単独の女性が、枝折峠でバスが来るまで2時間ほど待つって言ったので、車で銀山平の"かもしかの湯"まで送り、温泉の後も上越線の小出駅まで送って別れた。(平ヶ岳を2日掛けて沢から登ったなど強者でした)
その後は魚沼市で岩隊員と一緒に夕飯を食べ、岩隊員は"平ヶ岳"の登山口に、私は"苗場山"の登山口に向かうため別行動になった。。
枝折峠、道路脇の無料駐車場。

枝折峠道標 "よおきたのし" 。???どう読めばいいのか全く分からず。。

こちらが枝折峠駐車場。

綺麗なトイレもあり。

明神尾根を登る。

標高が高いので高い樹木が少なくて見晴らしが良い。

多分この雲の下が銀山平♪

開けた稜線歩きは気持ちが良い。

遠くに雲の掛かる越後駒ケ岳。

観世音菩薩かな・・・

銀の道と合流。江戸時代に只見川の上流で銀が発見され運んだ道

枝折峠・駒の湯・銀山平・越後駒ケ岳に向かう十字路。

滝雲っぽい。。

ココは銀の道の最高所。
銀山平からと駒の湯側からそれぞれの道を10等分したピークなので十合目のようだ。


明神峠頂上の三角点。

明神峠頂。

所々急な登りがある。

時々湿原。

いくつも小ピークを越えていく。

雲の取れ始めた越後駒ケ岳が近づいてくる。

小倉山到着。

百草ノ池看板

多分これが百草ノ池・・・特に見どころないのでスルー。

前駒手前の急登。

前駒からの越後駒ケ岳。
空の青・笹の緑・残雪の白が美しい風景を作り出している♬

癒される景色。

駒の小屋下の断崖

一枚岩の斜面の脇を横切る。

駒の小屋までもう一息。

小屋手前の岩場だけど剱岳の練習にもならないほど楽な岩場。

雲の感じが良いね。

駒の小屋到着。水場が好き。

頂上方面。右側が山頂。

途中で小屋を振り返る。

雪渓と頂上。

中ノ岳と駒ケ岳の稜線に出た。

この先が頂上。

頂上到着。百名山95座目頂きました。^^

豊斟淳尊の銅像。

岩隊員と一緒に。

小屋まで下って飯にしましょう!

小さな小屋だ。

昼飯にカップラーメンを食す。

長い下りをテクテクと・・・。

【雑感】
標高差が少なくて楽かと思ったけど距離があるんでそれなりに疲れた。前駒から先の景色は流石百名山って感じで感動ものでした。
駒の小屋裏手には4~5張りのテン場があって小屋番さんが許してくれればテント泊も可能。