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山登り

表・裏銀座縦走~4日目

投稿日:2011年8月29日 更新日:

2011/08/10・11・12・13・14

 今年の夏の縦走は、前々から歩いてみたかった表銀座縦走なんですが、中房温泉から入ると上高地か新穂高温泉に下山が一般的で、それだと中房温泉に置いた車の回収がめんどくさい。それだったら裏銀座まで全部歩けば高瀬ダムに降りてこれるのでココからだと短い距離で電車とバスを使えば中房温泉まで行けて、車の回収するのに都合がいいので、ついでに裏銀座も一緒に縦走です。

行程は以下の通りです。
★0日目★
PM10:00に自宅を出発。相方を途中で拾って中央高速で移動し、中房温泉に真夜中に着き仮眠する。

★1日目★
中房温泉 ⇒ 合戦小屋 ⇒ 燕山荘 ⇒ 燕岳 ⇒ 燕山荘 ⇒ 大天荘 ⇒ 大天井岳⇒ 大天荘(テン泊)

★2日目★
大天荘 ⇒ ヒュッテ天井岳 ⇒ 西岳 ⇒ 西岳山荘 ⇒ 東鎌尾根 ⇒ ヒュッテ大槍⇒ 槍ヶ岳山荘(テン泊)

★3日目★
槍ヶ岳山荘 ⇒ 西鎌尾根 ⇒ 樅沢岳 ⇒ 双六山荘 ⇒ 双六岳 ⇒ 三俣蓮華岳⇒ 三俣山荘 ⇒ 鷲羽岳 ⇒ 三俣山荘(テン泊)

★4日目★
三俣山荘 ⇒ 黒部川源流の碑 ⇒ 岩苔乗越 ⇒ 水晶小屋 ⇒ 水晶岳 ⇒ 水晶小屋⇒ 東沢乗越 ⇒ 野口五郎岳 ⇒ 野口五郎小屋 ⇒ 三ツ岳 ⇒ 烏帽子小屋(テン泊)

★5日目★
烏帽子小屋 ⇒ ブナ立尾根 ⇒ 高瀬ダム ⇒ 七倉 ⇒(タクシー)⇒ 大町駅 ⇒(電車)
⇒ 穂高駅 ⇒(バス)⇒ 中房温泉

珍しく会社の同僚が、表銀座を縦走するって言うので、一緒に行くことになった。
交通費が少しでも安くなるので私としては大歓迎。



4日目/5日目

本日予定は、
黒部川源流⇒岩苔乗越⇒水晶小屋⇒水晶岳⇒水晶小屋⇒東沢乗越⇒野口五郎岳⇒野口五郎小屋⇒三ツ岳⇒烏帽子小屋(泊)の予定。
膝の具合は、多少の痛みはあるが全く問題なし♪
本日は100高山の中の、23位水晶岳/28位野口五郎岳/47位三ツ岳に登る。



まずは、黒部川源流に向けて下る。




この一番下あたりに黒部川源流の碑があるはず。
そこから右に登っていくと岩苔乗越で、左に登っていくと祖父岳と続く。





三俣山荘テン場上部の雪渓の雪解け水が流れる登山道を下って行く。
この流れも黒部川源流の1つ。
但し、岩苔乗越からの方が水量が多いのでこちらは支流ってことになるのかな?





「黒部川源流地標」
しかし源流と言うにはまだ結構な流れがある。
ココで源流は二股に分かれ、一方が岩苔乗越側、
もう片方が三俣蓮華岳方面。
大きな流れな岩苔乗越方面。





ココから岩苔乗越を目指して小さくなった黒部川沿いに登って行く。




アサマフウロ




流れが細くなってきたが、まだ黒部川は続く。




ドンドン細くなって来てこの辺りが源流と呼べるんではないでしょうか?
また途中でさらに分岐し、鷲羽岳とワリモ岳の間にも源流が存在する。





源流を探しながら登っていると、いつの間にやら岩苔乗越に到着。
まだ雲が掛かっていて鷲羽岳や水晶岳は雲の中
ココをまっすぐ行くと高天原温泉方面。
高天原温泉はテン場が無いので行きにくい。





岩苔乗越からワリモ北分岐を目指すが、なんとなく天気が回復する予感♪




ワリモ北分岐に到着!
雲が晴れて陽射しが出てきた~さすが晴れ男!!!!





水晶岳とそこに続く縦走路。




水晶小屋の裏手にある分岐。
読売新道ですね~いつかは通ってみたい!





水晶小屋の裏手にザックを置きサブザックで、水晶岳を目指す。




簡単な岩場を30分ほど登ると頂上に到着。




日本100高山23番目の水晶岳頂きました。




水晶岳からは、本日の裏銀座縦走路が見て取れる!




水晶岳から戻ってきて水晶小屋でデポしたザックを回収。
小さな山小屋で、収容人数は30人。
ご主人は、冬の間新宿で大工をしているらしい。
水は貴重品で、宿泊者以外には分けてもらえない。
どうしてもって人はペットボトル500ccを500円で購入出来る。





水晶岳は雲の平周遊の人が多く、元来た道を引き返す人が多い。
それでは本格的な裏銀座ルートに突入!





突入して20mも下ると、水晶小屋の跡取り息子と看板娘に出会いました!
すごく愛嬌のある2歳の山男です!^^





ザレ場を下り、尾根沿いの道を進むが意外と危ない。




しばらくは岩の上に作られた道を延々歩かされる。




浮石を踏まないように慎重に歩く。




東沢乗越。黒部湖に流れ込む東沢を沢登りしてくるとこの辺に出る。




とにかく岩だらけの道を進む。




登山道はこの岩の上を通っていくようです。
靴の裏のフリクションだけが頼り。





ドンドン進むと真砂岳分岐点。
ココを右に進むと竹村新道で、日本100高山89番目〝南真砂岳〟へと続くが今回はパス。
竹村新道を降りると湯俣温泉⇒高瀬ダムに下山することが出来る。





水晶岳から赤牛岳へと向かう読売新道。手前が東沢




ココから野口五郎岳の登り。
左の巻き道ではなく、見え難いですがジグザグの直登コースを登る。





日本100高山28位野口五郎岳頂きました。




野口五郎岳からの下り、今回の縦走で初めて会えた。




この○の入れ方作為を感じる。^^




ようやく野口五郎小屋が見えてきた。
立地条件としてはなかなか!





厳重な風対策がされている。
数年前までテント場があったそうだが、風が強すぎて危険と判断され廃止。
テントが飛ばされたり、ひどい時には小屋の一部が飛ばされテントに
直撃なんてこともあったらしい。





野口五郎小屋正面
中に入ってカレー出来ますかって聞くと、ご主人から時間が掛かるよって
言われて諦めてペプシを購入。
小屋の中の匂いが、親の実家の懐かしいにおいがした。





誰だ縦走路に石を積んだ奴は!
烏帽子小屋を目指して進むと、不自然に積まれた石の山。





稜線をひたすら進む




三ツ岳の山頂




ココから烏帽子岳小屋まで、ザレ場の気持ちの良い稜線を緩やかに下っていく。
ココはコマクサの群生地で最盛期には一面コマクサになるとか。





コマクサ




ようやく烏帽子岳と、その手前烏帽子岳小屋のテン場が見えてきた




テン場の間を抜けて登ると烏帽子小屋




烏帽子小屋正面






テン場の蚊の大群に悩まされながら、撤収しAM5:30烏帽子小屋を出発し、
ブナ立尾根を下る





タヌキ岩?????




ブナ立尾根を下りきる寸前の鉄柵の階段




北アルプス3大急登なので心配したが、大したことない。
1時間40分程度で下りきった。





橋が流されたようで、即席の橋




大雨で流されたのか、即席の通路が目立った。




吊り橋は異常なし。




数百メートルのトンネル。




トンネルを抜けると、高瀬ダムに出た。




タクシーの運転手の客引きにあったが、無視!
七倉温泉までひたすら歩き、そこでタクシーを拾って信濃大町駅に向かった。



信濃大町に着いたら、5分前に穂高行きの電車が出た後で、次の電車は1時間30分後で若干ムッとしたが、本日中に帰れれば良いのでノンビリ待つ。
電車に乗っても単線なので途中の駅で何度も待たされ穂高駅についたが、今度も中房温泉に向かうバスは、1時間30分後!

近くの画廊に200円で荷物を預け、食堂を探しカツ丼を食べた。山から下りてくるとやたらと肉が食べたくなる。
バスに50分ほど揺られて、中房温泉に到着後車をピックアップし、有明温泉で4日間の汗を流して帰路に着いた。
どこの高速道路も大渋滞であったため、下道で軽井沢に抜けたらゲリラ豪雨に会い、車が水没しそうでひやひやしながら、R254をひたすら走り埼玉の自宅に着いた。

意地を張らずに高瀬ダムでタクシーに乗れば3時間は早く中房温泉に到着出来たのに~



【雑感】

今回の表・裏銀座縦走を歩き終えての感想は、とにかく雨が降らなくてよかった。雨嫌い・・・

次男君と奥穂高岳から帰ってきて、3日後からスタートであったので、初日と2日目は結構足に疲労感が残っていて重く、特に東鎌尾根の登りは足が怠くてなかなか足が出なかった。槍以降は足の疲れも回復し好調な移動が出来た・・と思う。。
特に印象に残った山は鷲羽岳で、優雅な山容は目立たないがすごく好い♪
山小屋としては相変わらず嫌いな槍ヶ岳山荘で、 穂高岳山荘などは生ビールが800円なのに生ビールが1000円とは腹が立つ。
テントを張った山小屋で水が豊富に使えたのは、三俣山荘だけで、稜線歩きだから仕方ないが、水の確保に悩まされる。顔も洗えない。
西鎌尾根の樅沢岳手前で、ヤマケイの取材を受けた。根掘り葉掘り聞かれて全身写真と上半身写真を撮られた。来年の槍ヶ岳の特集時に使うらしい。
とにかく楽しい4日間の縦走であった。
来年の夏は、栂池から扇沢までの縦走を考えている。


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