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山登り

冬の甲斐駒ヶ岳リベンジ完遂

投稿日:2014年1月5日 更新日:


2014年第1弾は去年3月敗退した甲斐駒ヶ岳に登ってきました!


 去年、雪と勘違い(?)で敗退した甲斐駒ヶ岳に3・4日リベンジで登りに行ってきました。去年の記事は⇒ココ
 自宅を3時に出発し、今回のルートも去年同様の竹宇神社駐車場から登り始める。駐車場までは全く雪が無くノーマルタイヤでも来れるが降雪後は駐車場手前の道が凍結するため用心のためスタッドレスタイヤ出来た方が無難。今回もジムニーで出動。

 去年と比べると雪の量は少なかったので登りやすいけど刃渡り前の急登2本は相変わらずツライ。五合目小屋跡を過ぎてから左足付け根が痛み出して登る時はズット痛かった。腰痛による右足の麻痺以来左足を知らず知らず酷使しているのかな~?下りで痛みはほとんど出なかった。
 14時頃七丈小屋に到着して小屋の周りの雪の状況を確認すると、去年完璧に埋まっていた七丈第2小屋横の梯子が完全に露出している。更にその先も頂上までトレースがありラッセルの必要がないようで助かった。
 小屋で受付をして素泊まり(冬は食事提供ありません)寝具付の4,500円。。小屋の中は四六時中ストーブがついていて20℃もあり夏用のシェラフでもOKなほど。しかもストーブにはヤカンが乗っかっているのでお湯も使い放題。水も使い放題でこれは嬉しい!
 17時頃に管理人が布団を敷きに来るが、テキパキとホテルの従業員みたいに布団を敷いていく。手伝おうとしたが近寄りがたい。^^
 18時頃に管理人が来てストーブを弱め、あとは勝手に電気消して寝てね以上!って感じ。人見知りとか無愛想とか言われている管理人ですが個人的には好きな小屋デス。最終的に小屋泊まりは9人でした。

 次の日は4時30分に目覚ましで起きて準備を始める。不必要な荷物は小屋に置いて行ける。本日甲斐駒ヶ岳に登るのは4人でその他の人は前日に登っているのでこのまま下山するようだ。七丈小屋⇒8合目までは雪は深いが完璧なトレースがありラッセルの必要なし。8合目⇒9合目から上の雪の付き具合は去年と比べるとかなり少なく鎖が露出しているし、ルートも夏と全く同じルートが使える。9合目⇒頂上は風が強いと大変だと思うがルートは全く問題なし。頂上付近はガスが掛かっていて展望はほとんどなし、一瞬だけガスが取れて視界が広がるがすぐガスが掛かってしまう。-14℃で風もそこそこ強いので写真を撮ってさっさと下山した。6時に小屋を出発し頂上に着いたのは8時頃。下りはのんびりと下り小屋の戻ってきたのは9時30分前で3時間30分で往復できた。前回の6時間(9合目で撤退)に比べると格段に速い!
 その後は小屋に残した荷物をパッキングして10時頃に下山を開始。こんどは新しくした登山靴がくるぶしと擦れて痛くて痛くて何度も靴ひもを調整したが全く効果なく痛みを我慢して14時頃神社まで降りてきた。
 下山後は、中央高速の小仏トンネル付近で年始の帰省渋滞が20kmほどあり、渋滞が短くなることを願って〝尾白の湯〟にゆっくり入ってから国道20号線を走り勝沼I.Cから17km渋滞まで減った中央高速に乗って20時帰宅した。




竹宇神社駐車場。去年の必需品のワカンは今回出番なし。。




竹宇神社。ダブル受験の息子の合格を祈願。




竹宇神社横のつり橋。




毎回同じアングルのつり橋。




吊り橋を渡ってすぐの案内板。




登山道を100mほど登ると渓谷遊歩道と登山道の分岐




北斜面の登山道は雪道!登りはアイゼンなしで行けるが下りではアイゼンが必要。




登山道の標識が至る所にあり迷う心配なし。




登り口が2箇所ありココで合流する。
去年の画像と比べてみるとこの辺で20cmほど積雪が少ない。





信仰の山なのでお地蔵さんが沢山。




刃渡り手前でチョット視界が開け富士山が見える。




刃渡り。全く問題なし。




刃渡り上部で視界が大きく開け八ヶ岳が視界に入ってきた。




刃渡り先のやせ尾根。




刃渡りを過ぎると数カ所鎖場と梯子が出て来る。




黒戸山の西側をトラバース。




黒戸山をトラバースすると100mほど下って五合目小屋跡。




五合目小屋跡で休憩中日向で-4℃。




五合目小屋跡から甲斐駒ヶ岳の9合目が見える!




五合目小屋跡の先の鞍部




ココから七丈小屋まで梯子と鎖場の連続。
冬場アイゼンで木の梯子を登るため削れて減りが速い。ごめんなさい。。





途中の梯子でス。古い橋の上に新しい橋が架けられている。




最後の垂直の鎖場。岩にステップが切ってあるので楽勝だけど、
アイゼンで登るとギギギギーと嫌な音。





七丈小屋到着。雪が少ない・・・。
去年はテント場が雪に埋まって使えないため小屋前にテントが2張あった。





七丈第2小屋横の梯子が完全に露出している。(マウスを載せると去年の状況が出ます)
去年はこの新雪を越えるだけで30分位掛かった。





トイレがきれいで使いやすい(出しやすい^^)。。




小屋前は綺麗に除雪されている。管理人の性格が表れている。




夕飯はマカロニのミートソース。これが旨い♪




小屋内部はガンガンにストーブが焚かれているので暑いくらい。




次の日8.5合目あたりで日の出を撮影。




山肌がチョットだけピンクに染まった。




8時頃頂上到着。視界ほとんどなし。リベンジ完遂!
七丈小屋で一緒になった方に撮ってもらいました。ブログ ⇒くまこ と くますけ
同じような山に登っていて、雲取山2時間30分先に切られていた・・・・さすが!





頂上の祠(?)




気温-14℃・風速10mくらい。大したことないナ~




北沢峠分岐。




9合目から8合目の下り。去年より雪は少ないが滑落しないように慎重に下る。




富士山と北岳のコラボ。




刀剣と富士山のコラボ。




刀剣を下から見上げる




やたらと刀剣。




七丈小屋から200mほど離れたテント場。




靴擦れで痛い足を引きずりながら14時下山完了。




【雑感】

黒戸尾根は雪が降った後は特に七丈小屋⇒8合目はラッセル。8合目⇒9合目は滑落の危険性などあるので、降雪のすぐ後は避けて天気の良い日が続いた後に登るのがおすすめ!(どこの山でも同じだけど)
今回購入したゴーグルをチョットだけ使ってみた。今までよりは良くなったけど結局は曇ってしまった・・・・・。。


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